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【コラム】「ソロで出かけよう」〜ツーリング篇VOL1〜



バイクはひとりで走る乗り物である。と、ひとまずは断言してしまおう。ツーリングはソロが基本、というのがこのコラムのスタンスだ。日帰りはもちろん、キャンプツーリングもひとりで楽しめるようになって一人前、である。もちろんグループツーリングやタンデムの楽しさは否定しない。ソロでも走る、友達とでも走る。それでいい。

ソロツーリングをすすめる理由はいくつかある。




1 マイペースで走るほうが、ラクで安全。


グループツーリングなら、ベテランライダーが先導する。ひとりひとりの技量を見ながら、決して危険ではないペースで走るだろう。しかし、それでも他人のペースであることには違いない。休みたいときに休み、走りたいときに、走りたい速度で走る。その方が、肉体的、精神的にも疲れが少なく、結果的に安全に走れる。なにより、この気ままさがバイクの楽しさだ。


2 予定変更がカンタン。


ひとりなら当然、だれに相談することなくルートを変更できるし食事の時間も選べる。極端な話、今日は気分が乗らないと思ったら、その場で引き返してもいいのだ。(余談になるが、気分は大事にしたほうがいい。好きなバイクに乗って、天気もいいのになぜかウキウキしない、という日は思い切り慎重に走るべきだ。)予定にはない道に、意外な発見があったりするものだ。


3 ちょっとトクすることがある。


こんなことを期待してツーリングに出るわけではないが、ソロライダーは意外に親切にされやすい。「どこから?ひとりで来たの?へえ〜」と食堂のおじさんが一品おまけしてくれたり、軒先で雨宿りしていたらお茶をだしてくれたり。なんだかんだいっても、世間はあったかいことを知ることができる。そういう経験があれば、他人にも親切にしようという気にさせるのだろうね。




他にもいろいろあるが、あとは自分で走って確かめてほしい。初めてのソロツーリングは、不安が大きいかもしれない。転倒したら、事故をしたら、バイクが故障したら・・。たしかに、いざというとき周りに仲間がいれば心強い。しかし、どんな仲間も事故そのものを防ぐことはできない。グループであろうが、ひとりであろうが、バイクは自分がしっかり乗るしかないのだ。旅先でバイクが故障したら、車載工具と乏しいメカの知識ではほとんど何もできないだろう。だったら、出発前にバイク屋さんで入念に点検してもらおう。経験が浅いうちは、お金で不安を払いのける。バイクに限らず、何事でも同じである。


 


 


筆者プロフィール


 


ライデン西谷


ツーリングからレースまで


バイクで遊んでウン十年。


HPのライティングもするが


本職はIT業界。

2008/11/18